「花咲舞が黙ってない」小説の読む順番はどうするべきでしょうか?
時系列や刊行順も参考にできるように、あわせてご紹介していきます!
「花咲舞が黙ってない」は2024年4月より放映された今田美桜さん主演のテレビドラマが有名ですね。
少し古い人間ならば、杏さんが主演をつとめた旧シリーズの方で知っている人も多いでしょう。
銀行を舞台にした物語で、原作はあの「半沢直樹」で有名な池井戸潤さんということもあり女版半沢直樹といった雰囲気もあります。
原作小説も間違いなく面白そうですね・・
ということで、今回は複数刊行されている池井戸潤さんの原作小説の読む順番をどうするべきか時系列や刊行順などもあわせてまとめてみました。
小説版、そしてドラマをより深く楽しむために役立つ情報なのでぜひチェックしてください!
Contents
花咲舞が黙ってない小説の読む順番は?
池井戸潤さんの作品はたくさんあって、どれが花咲舞に関係ある小説なのか非常に分かりづらいです。
「花咲舞1」、「花咲舞2」とかになってたらいいんですがなってません笑
さらに分かりづらいことに、実際に花咲舞が主人公として登場する原作本と花咲舞は登場しないけどテレビドラマのストーリーとして採用された原作本が混在しているという状況があります・・
これが絶対というものではありませんが、私が考える花咲舞が黙ってない原作小説の読む順番をお示しすると以下のようになります。
- 「不祥事」
- 「花咲舞が黙ってない」
- 「銀行総務特命」
上記3冊を読んだ後、以下はどの順番でもO Kです。
- 「銀行狐」
- 「仇敵」
- 「銀行仕置人」
- 「かばん屋の相続」
ここからはなぜこのように読む順番をおすすめしたのか、理由を詳しく解説してまいりますのでぜひお付き合いください!
花咲舞が黙ってない小説の読む順番は花咲舞登場作品から読むべし
これは異論のないところだと思いますが、まずは花咲舞がちゃんと主人公として登場する原作小説から読むべきです。
相棒の相馬健も登場しますし、ドラマで好きになった人はイメージ通りだと思います。
それは2タイトルあり、以下の読む順番が良いでしょう。
- 不祥事
- 花咲舞が黙ってない
なんとドラマタイトルになってる「花咲舞が黙ってない」の方が「不祥事」の続編なのです・・
時系列的にも「不祥事」→「花咲舞が黙ってない」なので読む順番もこの通りが良いでしょう。
また「不祥事」の1番最初のエピソードである「激戦区」は臨店指導班の相馬の元に花咲舞が赴任してくるというものです。
その他のエピソードでも登場人物やその関係性が分かりやすく描かれるので、そういった意味でも「不祥事」を先に読んだ方が物語に入っていきやすいと思います。
でもこの順番って絶対間違えると思いませんか?
ネットでも「読む順番逆になっちゃった」という人の声が結構ありましたので、みなさまは気をつけて下さいね!
花咲舞が黙ってない小説の読む順番は花咲舞登場なし作品があと
花咲舞は登場しないけど、ドラマのストーリーとして採用されているという原作小説は「銀行総務特命」「銀行狐」「仇敵」「銀行仕置人」「かばん屋の相続」の5作品になります。
花咲舞ではなく他の登場人物が出てくる作品なのですが、ドラマ版でストーリーのネタだけ使われているという形ですね。
そこまで興味がなければ、「不祥事」と「花咲舞が黙ってない」の2冊だけで読んでやめてもいいんじゃないかと考えます。
もしテレビドラマのストーリーがすごく好きだったという人は、照らし合わせて読んでみるのはありかなあという感じです。
ではこの「銀行総務特命」「銀行狐」「仇敵」「銀行仕置人」「かばん屋の相続」はどのような読む順番が良いでしょうか。
これに関してもさらにおすすめをさせていただきます!
銀行総務特命を初めに読むのがおすすめ
花咲舞が登場しない原作小説の中では「銀行総務特命」を1番最初に読むことを私はおすすめします。
なぜならこの作品はドラマの原作として採用されたストーリーが多数収録されているからです。
具体的に言えばドラマシーズン1の6話、8話、シーズン2の4話、8話、11話の元になったエピソードが登場します。
また花咲舞は登場しないものの、唐木怜というとても花咲舞に役どころが似た登場人物が出てくるという点もあります。
花咲舞登場作品と近い感覚で楽しむことができるので、優先的に読むことをおすすめさせていただきます!
その他4作品はどの読む順番でも問題なし
花咲舞が登場しない「銀行狐」「仇敵」「銀行仕置人」「かばん屋の相続」の4作品は主にドラマのシーズン2のネタに少しづつなっているだけなので特にどの順番が良いということはありません。
ご自身で気になるタイトルを読んでいけば問題ないでしょう。
ドラマシリーズのエピソードと元になった原作の対応表をまとめましたのでこちらも参考に選んでみてください。
ちなみに2024年4月から始まる、今田美桜さん主演のドラマシーズン3は「花咲舞が黙ってない」がメインのストーリーになるのではないかと言われています。
原作小説 | 元になっているドラマの回 |
不祥事 | シーズン1:1話・3話・5話・9話・10話 |
花咲舞が黙ってない | おそらくシーズン3?メイン |
銀行総務特命 | シーズン1:6話・8話
シーズン2:4話・8話・11話 |
銀行狐 | シーズン2:3話・10話 |
仇敵 | シーズン2:5話・7話 |
銀行仕置人 | シーズン2:1話・2話 |
かばん屋の相続 | シーズン2:6話・9話 |
花咲舞が黙ってない小説の時系列は?
花咲舞が黙ってない小説の時系列は前項でもご説明しましたが
- 不祥事
- 花咲舞が黙ってない
の順番になっています。
その他の「銀行総務特命」「銀行狐」「仇敵」「銀行仕置人」「かばん屋の相続」に関しては登場人物が花咲舞ではなくドラマ版のストーリーのネタとして使われているだけで直接関係ありません。
ドラマ版でネタとして使われた順番も、前項の原作との対応表を見ていただくとおり各タイトルをぐちゃぐちゃに前後しているので時系列を考えて読んでいく意味はあまりないでしょう。
花咲舞が黙ってない小説の刊行順は?
花咲舞が黙ってないの原作小説を、内容は関係なく刊行順に読んでいきたいという人も中にはいるかもしれません。
私は、それはあまりおすすめしませんけどね・・
一応以下にまとめましたのでご参考にして下さい。
ちなみに全てのタイトルがすでに文庫本化されてますので、お手頃にお求めいただけます。
- 「銀行狐」(2001年9月1日発売)
- 「銀行総務特命」(2002年8月1日発売)
- 「仇敵」(2003年1月1日発売)
- 「不祥事」(2004年8月7日発売)
- 「銀行仕置人」(2005年2月16日発売)
- 「かばん屋の相続」(2011年4月10日発売)
- 「花咲舞が黙ってない」(2017年9月5日発売)
まとめ
ドラマ「花咲舞が黙ってない」小説の読む順番はどうするべきか、時系列や刊行順もあわせてお届けいたしました。
池井戸潤さんの原作小説は合計7冊あり、花咲舞が登場するものとドラマのストーリーのネタとしてだけ元になっているものに分けられることをご説明いたしました。
それを踏まえた上で、私なりの読む順番はどうするべきかをおすすめをさせていただきました。
参考までに作品の時系列や刊行順に関してもまとめさせていただきました。
銀行を舞台とした半沢直樹の女版として期待を集めるドラマ「花咲舞が黙ってない」。
キャストが刷新された2024年4月からの新シリーズもかなり面白かったですね。
原作小説も照らし合わせながら読んでいくことで、その世界観をより深く味わってみませんか?
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