今回は連続テレビドラマ「おっさんずラブin the sky」とその前作のテレビドラマ「おっさんずラブ」の違いについての解説をし、炎上している理由がなぜかもご紹介していきます。
2024年1月には5年ぶりの続編(おっさんずラブ-リターンズ-)がスタートして話題となっているテレビドラマ「おっさんずラブ」シリーズ。
2018年には新語・流行語大賞トップ10にノミネートされるまでの人気を博しました。
主演の田中圭さん、吉田鋼太郎さんらの男同士ながらピュアで切ない恋模様にキュンキュンしたり、コミカルなシーンにニヤニヤした視聴者も多いと思います。
そんな「おっさんずラブ」ですが、2019年に放送された連続テレビドラマシリーズの2作目にあたる「おっさんずラブin the sky」では初回作品と大きく違いがあるとして物議を醸し、炎上までする事態となりました。
「おっさんずラブin the sky」の違いは何なのか、炎上している理由がなぜか見ていきましょう。
Contents
おっさんずラブ in the sky違いは?
「おっさんずラブin the sky」は前作「おっさんずラブ」とかなり大きな違いがあります。
それは、異なる世界線(パラレルワールド)の話であることや田中圭さん、吉田鋼太郎さん以外のキャスト、ストーリー展開などが大きく変化していることです。
知らずに見ていくと「何これ?なんでこうなってるの?」と疑問符でいっぱいになってしまうと思います。
ですのでドラマの内容を確認したい方はぜひ最後までこの記事を読んでしっかりとポイントを押さえてくださいね。
世界線の違い
「おっさんずラブin the sky」は前作「おっさんずラブ」とそもそもの世界線が異なっています。
つまり両作に話のつながりは全くなく、言うなればパラレルワールドのお話といったところでしょうか。
共通点としてメインの春田創一(田中圭)と黒澤武蔵(吉田鋼太郎)は同一の名前で両作に出てきますが、人格や役どころは違っています。
初回シリーズでは天空不動産という不動産会社が舞台でしたが「おっさんずラブin the sky」では天空ピーチエアラインという航空会社が舞台となっており、春田が新人C Aで黒澤がベテランパイロットという設定です。
当時私もあまり予備知識なしでドラマを見ていて戸惑った記憶があります。
別作品くらいの感覚で見るのが良いかもしれないですね。
ほらよく劇団とかで主演の役者が同じで別作品やったりすることがあるじゃないですか。
そんな感じでとらえるといいんじゃないでしょうか。
キャストの違い
春田創一(田中圭)と黒澤武蔵(吉田鋼太郎)は両作で共通することは前述しましたが、その他のキャストは全て異なっています。
初回作品では重要な役どころだった 牧凌太(林遣都)すら出てないんですよね。
そのかわり「おっさんずラブin the sky」では、恋愛模様に絡む主要キャラとして成瀬竜(千葉雄大)と四宮要(戸次重幸)が新たに加わります。
三角関係の話から四角関係へと複雑になっている形ですね。
牧がいないのは不満のある人も多いかと思いますが、個人的には成瀬と四宮もいい味出しているのでこれはこれで楽しくなったなと思いました。
ストーリー展開の違い
初回作品では牧から想いを寄せられた春田が受け身ながらもどんどん牧のことを好きになっていくという展開で、黒澤は何というか当て馬的に絡んでくる感じでした。
一方「おっさんずラブin the sky」ではなんとみんなが片想いというパターンで春田は成瀬が好き、成瀬は四宮が好き、四宮は春田が好きというこじれた関係性の恋模様が描かれています。
色々なカップリングのパターンが増えてこれは前作より面白くなったんじゃないでしょうか。
そして特筆すべき違いは炎上の大きな原因となった最終回の結末ですね。
次項で詳しく説明しますが、初回作品とは方向性がかなり違ったものになっております。
おっさんずラブ in the sky炎上してる理由なぜかも調査!
「おっさんずラブin the sky」は放送直後から終了までファンの間で幾度となく炎上することになりました。
炎上の理由は大きく分けて二つあると考えます。
1つ目はあまりに前作との違いが多いことに元々の設定を愛していたファンが落胆したこと。
2つ目は最終回のあまりに不自然で受け入れがたい結末です。
これらに腹を立てたファンの声は実際、S N Sなどでも多く目にします。
ひとつずつ見ていきましょう。
前作とあまりにも違う
解説してきたようにパラレルワールドの話でキャストが違う、ストーリー展開も違うとなれば初回作品が好きで、そういったテイストを期待していたファンは怒りますよね。
しかもこれはいわゆるBLと呼ばれる、男性同士の恋愛を描いたニッチな作品です。
人一倍こだわりの強いコアなファンが多数存在しているわけです。
特に牧(林遣都)は存在すら消えてしまっているので、牧推しのファンは発狂モノでしょう。
個人的にはこれはこれで全く別物の番外編だと割り切ればいいんじゃないかと思いますが、そうはいかないと思うファンの気持ちも理解できます。
とにかくあまりにも変化が大きすぎたということがネガティブなショックとなり炎上につながっていったのでしょう。
不自然で受け入れ難い結末
そして特に大きな原因として考えられるのは「おっさんずラブin the sky」の結末であると言えるでしょう。
ネタバレしますと、初回作品では春田と牧(イケメン2人)のピュアなカップリングが最終的にくっつくのですが、「おっさんずラブin the sky」は衝撃の結末なのです。
春田は誰とくっつくと思いますか?
牧は存在すらしませんから、この時点でなしですよ。
何と、黒澤(吉田鋼太郎)とくっついちゃうラストなんですよね。
吉田鋼太郎はかっこいいですよ。
かっこいいですけど、あまりB Lは詳しくない私から見てもこれで本当にいいのだろうかと思ってしまいました。
だってラストの絵面が春田(イケメン)&黒澤(ガチ渋オジサン)。
春田&牧のイケメンカップルの美しさにキュンキュンしていたB L好きの女性達はどう考えてもこんなカップリングは認められないのではないでしょうか。
そして衝撃のカップリングという結末に加えて、そこに至る過程の描き方にも問題がありました。
最終回の結末に向けて2人が関係を深めていくような盛り上がりはほとんどなく、突如として急接近するいう面白みのなさにがっかりしたという意見が多いようです。
こんな不自然で美しさに欠ける結末では炎上してしまったのも頷けますよね。
まとめ
今回はテレビドラマ「おっさんずラブin the sky」とその前作「おっさんずラブ」の違いについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
炎上している理由がなぜかもご理解いただけましたでしょうか?
非常に人気のこのドラマシリーズですが、「おっさんずラブin the sky」では様々な設定の違いやファンにとって受け入れ難い不自然な結末を理由に炎上してしまったわけです。
とはいえ炎上するというのはそれだけ想いの強いファンが多い証拠とも考えられますね。
現に新作がスタートしているわけですから、その熱は今後ますます高まっていくことでしょう。
「おっさんずラブin the sky」をあなたはどう評価しますか?
ネガティブなものも多いですがこだわりの強いファン達が意見を戦わせていることも、この作品の人気につながっているのかもしれません。
「おっさんずラブ in the sky違いは?炎上してる理由なぜかも調査!」の記事は以上になります。
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